Igel, igel, igel...

ハリネズミ(Igel) の お話。

(このお話は、数名のアトリエの子供達に話したホントにあったエピソードです。
全員には、お話する時間がなかったので、ココにも記しておきます。)

バイエルンでは、おなじみのハリネズミ。
もし、いつか子供アーティスト達も、弱ったハリネズミに出会った時の為に… ;-)


ある日、ご近所さんのお庭にハリネズミが、いました。
ながいながい冬眠から、一度だけとても暖かくなった日に、
きっと春がうれしくなって、顔をだしてしまったのでしょう。

でも、また急に冷え込んだお天気に、おなかも とても空いていて、
動けなくなってしまった とても大きなハリネズミでした。
カラスが3羽、周りを飛び回っていました。
どの位、弱っているか、様子をみていたようです。怒)

お隣のお姉さんが、"ハリネズミを助けるの。手伝って!"と
我が家に電話が来たので、子供たちと一緒に、ハリネズミ・レスキュー隊が出動。

バイエルンには、ハリネズミ保護団体があって、専門家がいます。
そこに電話をして、まずは、どうしたら良いのか相談をしました。
靴の空き箱でいいから、枯葉を敷き詰めて、入れてあげてください。

その時に、直接 ハリネズミを触らないで!


色々な虫や菌を持っている場合があるからです。タオルなどに包み、移動させます。
エサは、猫かイヌの缶詰め(出来たら、猫用がベスト)を傍に置いてあげて下さい。

箱は、元気になったら、いつでも自分から出られるように、だけど猫やカラスの外敵から
守られるように、覆いをしてあげてください。


レスキュー法は、以上です。

このハリネズミ、呼吸をしているのは見えたけれど…全然動けなくて、本当に心配でした。
だけど、1度は キューっと泣いて、みんなをホッとさせました。
箱に入れたら安心したのか、ハリネズミは、エサの器に顔を入れて、そのまま食べながら
寝てしまいました…。

次の日、お隣のパパさんから、電話。

"モーツァルトが、おなかを空かせてますよ〜。"


というか、いつの間に…名前がっ?! しかも、なかなかクラシックな…。笑)

残念ながら、モーツァルトの写真はありません。レスキューが第一ですものね。

その数日後、更に大きな大きな(こっちは、至って元気な)ハリネズミ。
ガサガサ。ガサガサ。
枯葉をかき分け、まぁるい後姿をみせて、逃げていったのは…
我が家では、ベートーヴェンと呼んでいます。

この話を聞いた子供アーティストの中には、モーツァルトを描いてくれた子も。

子供達とハリネズミ。
なんだか、無敵な可愛さの組合せ。



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