was ist ein Atelier?

2017. 06. 20. + 21.

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私のアトリエに来ている子供達は、アトリエという場所を どう認識しているのだろう?

大事なのは、
何かを創りだす空間。
制作をする場所。
着ているものや手や、机や床が絵具だらけになっても、誰にも怒られない場所。
自分の個性を主張できる場所。
何だか、今日も楽しい面白いところ。

こう思っていてくれたら、まずは充分 ☆彡

アートの世界は、数学と違って、答えはひとつではありません。
みんなの考え抜いて、自分なりの表現で だした答えが正解。

だけど、テキトーにするのは、子供アトリエでは ナシ。
制作への仕上げの追求度は、その子が今、できることの、もうひとつ上。


で、毎回毎回、ひねりにひねって、様々な課題をだしています。

でも、今日のアトリエは・・・おや?

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大きなお皿に、たくさんの種類の果物が積みあがっての、モチーフ。
そして、水彩絵具。

到着したママ達も、かすかにビックリ。いや、この場所(アトリエ)に こういうもの(モチーフ)があって、ビックリするのが、そもそもが、可笑しいのだけど・・・。笑。

「わぁお、なんだかお絵描き教室って感じぃ。」
「美術の時間に、こういうの描きました。なつかしいっ!。」と言うのが、ママ達の感想。

そう。今日は正統派な美術の授業風。
…そもそも、○○風ってのが、どうしてだ

そうなのです、いつもナンダカ 少し風変りな課題のアートコースが、ワタシ流。笑。
そうすると、当たり前のダイジナコトが、新鮮に見えてくるから、フシギ。(^_−)−☆

遠近法とか、サイズの比較とか、(当然だけれど…) 全く!知らない幼稚園クラスにも、あえて、同じモチーフです。
この重なった3本のバナナを、小さな子供たちの目には、どう映るのか、どう表現されるのか、見てみたかったからデス。難しかったら、そこを どうやって答えをだすのか?



幼稚園アーティストクラスA 制作風景・・・
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▲みえる果物全てが、自由に空を飛んでいます。

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▲このクラスの最年少アーティストSちゃん。何となく、描けている感じ・・・なのは、下書きの時にセンセイと一緒に決めたから。だけど、色は一人で慎重に、丁寧に塗ることが出来ています。


幼稚園アーティストクラスB 制作中・・・

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▲すっかり子供アーティストの貫禄が漂うAちゃん。ずっとお姉ちゃんの付き添いでアトリエに通い、休暇コースでのリトルアーティスト(兄弟枠)を経て、今年、満3歳にて本格的にアトリエ参加。慣れてきた所で、残念ながら・・・もうすぐ日本へ本帰国です。

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▲こうでなくちゃ!
Aちゃんは、個性あふれるアーティスト。その色彩感覚たるや、既に自分なりに確立されています。その彼女が、3本まとめて積まれたバナナをどう表現するのか、実はひそかに楽しみにしていました。これは、彩色する前。左のバナナの3本が、大人には出来ない答えの出し方!☆彡

小学生アーティストクラスA 制作中・・・
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「う〜ん、見えないよ。」
とRくんは、つぶやいて、みんなが真剣に観察していたモチーフをくるりん!とあっさり回し、

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁぁぁ、Rちゃん!ダメだよぅ。うごかしちゃあ!変わっちゃうよ!!!!」
とEちゃんに突っ込まれます。EちゃんとHちゃんは、そのやり取りが可笑しくて、クスクス・・・。

"Rくん。見えない部分は、描かなくていいんだよ。"笑。

見えないなら回しちゃえ!的発想も、この辺が、子供らしくて、最高。

みんなの 予想のつかない表現と 行動が笑いっぱなし・・・のコースとなったのでした。


さてさて、作品がどうなったのか?

誰が1番上手に描けたのか?は、大事ではなくて・・・誰が、ステキな答え(表現)を見つけたのか?がダイジナコト。

センセイのハートにドキュンした今回の目玉な作品群。

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▲船に乗った果物たち。くだもの海賊が海を行く・・・。トンネルは、まるで嵐明けの虹だね。カリブの果物海賊。 Rちゃん╱5歳。

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▲きちんとまとめたね。このクラスのお姉さんポジションなAちゃん。それぞれの果物の位置も頑張りました。ガーリー感あふれるお皿のマツゲは、ご愛敬。かわいいでしょ?(^_−)−☆
Aちゃん╱6歳。

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▲とてもとても構図になやみ、センセイと一緒に手を添えて下書きをしましたが、色つけは、とても丁寧に自分で仕上げられました。
Sちゃん╱4歳。

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▲黄緑のリンゴ。赤いリンゴ。なし。そして、ぶどう。描くべきもの、全てを頑張って描きました。彩色は、一切のヘルプなし。ぶどうの色と量感がよく表現されています。
Aちゃん╱3歳。

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▲Rちゃん╱3歳の作品には、いつも子供らしい元気が溢れています。全て自分でやりたいお年頃。小さな手が握る筆のイキオイも感じられるでしょう?

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▲Sちゃんには、課題の内容だけを伝えて見守りました。だから、構図の取り方も、バナナの表現も、100%彼女なりの表現です。しっかりと課題に取り組み、本当に のびのびと描けました。
Sちゃん╱6歳。

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▲なやんだバナナの3本の答えをひねり出したAちゃんの完成状態。背景の色をスキな色ではなく、モチーフに入っていない色を選んだのは、さすが。

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▲モチーフを回したRくんも、やはり悩んだバナナの表現。最近、色使いにもバリエーションが増えてきました。黄色いバナナも1色ではなく、明るい黄色、暗い黄色。まだ熟していない所の黄緑。頑張りました。2年生。

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▲あまった時間で、背景に虹を描いたEちゃん。なぜ、虹だったのか?と言うと、我がアトリエの妖怪ウォッチカレンダーに虹の絵があったから・・・。それも良し。笑。キレイにまとめたね。2年生。

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▲このクラスでは、新入りHちゃん。4月に小学生になりました。このクラスで新顔なだけで、アトリエ歴は長いです。真剣にモチーフを描いた後、カラフルな水玉の背景に決めました。その時、とても楽しそうな顔していました。

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▲このクラスではお姉さんのEちゃん。構図をじっくり決めた後、色も悩みに悩んで繊細に、彩色していきました。彼女は、いつも丁寧に制作してくれます。

いつもは、デッサン。鉛筆で濃淡の世界を描いているデッサン&デザインクラスのお姉さん達にも、
同じ課題を。でも、キミ達は、彩色に惑わされず、しっかりと形とバランスを取るのに気をつけてね。

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▲構図は、早めに決まったけれど・・・思った通りの絵具の色が出なくて、何度もやり直し、根気よく、納得いくまで仕上げようとしていました。その気持ちが、何より大事。いつも、真剣に取り組んでいます。Mちゃん╱5年生。

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▲ラストは、現・アトリエの最年長アーティストであるSちゃん╱6年生。彼女は、モチーフが細かいほど、集中力を発揮します。今日は、ブドウとバナナの色の感じも、よく表現できました。


読めない答えに、読めない行動、それが、子供アーティスト達の大切なところ。

今回、この課題にチャレンジしたのは、4クラス。みんな、よくがんばりました!

他のクラスにも、いつかチャレンジしてもらおうかな。

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