2015.04.24 (Fri)
Material/画材について
いつも、子供アトリエに参加頂きまして、ありがとうございます。
子供アトリエで使っている画材について。
画材費>他のドイツ語での絵画のお教室よりも、画材費がかかるかな?と思われるかも知れません。
そこで、どんな画材を使っているのか、今日は綴っておきたいと思います。
1種類の絵具に厳選したなら、…画材費は、そこまで、かからないかも知れません。
でも、 私の子供アトリエでは、絵具なら、水彩絵具に、アクリル絵具。テンペラ絵具。そして、フィンガーカラー。
と、まずは、基本となる絵具だけでも 4種類。
季節ごとの工作や粘土なども含めて、毎回、本当に違う画材に触れてもらっています。
また、子供たちが何かを創りだす為の勢いと意欲のある瞬間には、
ものすごい量の "何か"が必要だったりします。笑)
その例は、この後に 写真でご紹介します。
そんな時の為に子供アトリエでは・・・
ボトルに入った大きなフィンガーカラー(Fingerfarbe)。
キラキラするラメ(Glitzer)を ピンク系、青系、シルバー系、ゴールド系を それぞれ1Kgずつ。
動く目玉(Wackelaugen)の大きさ違いを1000個以上。
ピカピカに光る石を何種類も。
ふわふわのカラフルな針金の入ったモール。
面白い形の筆やスポンジ。
みんなのお気に入りのクレヨンをたくさん。
いろいろな色と厚さとサイズの紙をできるだけ、たくさん。時には、ひと巻きで20メートルなんて時も。
いろいろな柄と素材のリボン…などなど。
例えば、このちびっ子アーティストの制作風景。 2例。

▲キャンバスの表面のシルバーに光る部分は、全てラメです。一面のキラキラ!
ラメの入った瓶に手をつっこみ、つかんで、シャーっとふりかけました。
シャー…。 シャー…。 シャー…。 (続く)…。
ちなみに、振りまくのは、キャンバスの上だけでは、ありません。テーブルの上にも、はたまた、エプロンにも。
私がお世話になっているネイリストのジーナが言ってました。
"サキなら、このものすごく大量のラメも子供達と使い切れるね。笑)"って。
確かに、子供アトリエでの、この1回のラメ使用量、ネイルサロンで言ったら...
一体、何10人の大人にキラキラネイルを施せるのでしょうか?

▲目玉。Auge. Eye. おめめ。Occhio. Oeil....
楽しいことの為には、本人も気づかない位、細かい作業に集中しています。
3歳の小さな指が、こんなにも器用に小さいモノをしっかりと持って、糊づけできます。
時間をかけて、たくさんつけている時に、Sちゃんは本当に楽しそうでした。
それから、それから・・・
絵具を手で扱うことの多い子供アーティスト達には、手が荒れることのない様に、
きちんとした専門メーカーの絵具を厳選しています。
時々、ファッシングやハロウィンの時期に、顔にメイクをする(Schminke)道具も、
Eulenspiegel というプロ仕様のブランドを使用しています。サッカーシーズンに出回る国旗メイクが手軽に出来るクレヨンなど、安価で手に入るメイク商品の中には、残念ながら…、本来なら肌には使用してはいけないような材料を使用したものも沢山あるのです。
たった1日の事とはいえど、繊細な子供たちのお肌の為にも、素材に気を使うのは、やっぱり当然のことです。
また、粘土を思い切りこねる時は、本物の土粘土。
ぎゅぎゅっとチカラいっぱい。
もしくは、小さなアーティストには口に入れても大丈夫な小麦粉粘土に食用カラー。
デッサンをする小学生アーティスト達には、鉛筆1本、消しゴム1つから、画材店にしか置いていない
良質の物を使ってもらっています。
小さな時から、良質のプロの画材に触れること。
制作する楽しみには、ふんだんに使える たくさんの材料。
どうしても、どうしても、子供アーティストの使う画材の質には、
私の いちアーティストとしてのこだわりでもあり、
ママ目線での子供たちへの健康を配慮したものでも、あるのです。
アトリエ参加の子供アーティスト達のご両親様には、いつもご理解を頂き、うれしく思ってます。 :-)
ありがとうございます。
サキ
子供アトリエで使っている画材について。
画材費>他のドイツ語での絵画のお教室よりも、画材費がかかるかな?と思われるかも知れません。
そこで、どんな画材を使っているのか、今日は綴っておきたいと思います。
1種類の絵具に厳選したなら、…画材費は、そこまで、かからないかも知れません。
でも、 私の子供アトリエでは、絵具なら、水彩絵具に、アクリル絵具。テンペラ絵具。そして、フィンガーカラー。
と、まずは、基本となる絵具だけでも 4種類。
季節ごとの工作や粘土なども含めて、毎回、本当に違う画材に触れてもらっています。
また、子供たちが何かを創りだす為の勢いと意欲のある瞬間には、
ものすごい量の "何か"が必要だったりします。笑)
その例は、この後に 写真でご紹介します。
そんな時の為に子供アトリエでは・・・
ボトルに入った大きなフィンガーカラー(Fingerfarbe)。
キラキラするラメ(Glitzer)を ピンク系、青系、シルバー系、ゴールド系を それぞれ1Kgずつ。
動く目玉(Wackelaugen)の大きさ違いを1000個以上。
ピカピカに光る石を何種類も。
ふわふわのカラフルな針金の入ったモール。
面白い形の筆やスポンジ。
みんなのお気に入りのクレヨンをたくさん。
いろいろな色と厚さとサイズの紙をできるだけ、たくさん。時には、ひと巻きで20メートルなんて時も。
いろいろな柄と素材のリボン…などなど。
例えば、このちびっ子アーティストの制作風景。 2例。

▲キャンバスの表面のシルバーに光る部分は、全てラメです。一面のキラキラ!

ラメの入った瓶に手をつっこみ、つかんで、シャーっとふりかけました。
シャー…。 シャー…。 シャー…。 (続く)…。
ちなみに、振りまくのは、キャンバスの上だけでは、ありません。テーブルの上にも、はたまた、エプロンにも。
私がお世話になっているネイリストのジーナが言ってました。
"サキなら、このものすごく大量のラメも子供達と使い切れるね。笑)"って。
確かに、子供アトリエでの、この1回のラメ使用量、ネイルサロンで言ったら...
一体、何10人の大人にキラキラネイルを施せるのでしょうか?

▲目玉。Auge. Eye. おめめ。Occhio. Oeil....
楽しいことの為には、本人も気づかない位、細かい作業に集中しています。
3歳の小さな指が、こんなにも器用に小さいモノをしっかりと持って、糊づけできます。
時間をかけて、たくさんつけている時に、Sちゃんは本当に楽しそうでした。
それから、それから・・・
絵具を手で扱うことの多い子供アーティスト達には、手が荒れることのない様に、
きちんとした専門メーカーの絵具を厳選しています。
時々、ファッシングやハロウィンの時期に、顔にメイクをする(Schminke)道具も、
Eulenspiegel というプロ仕様のブランドを使用しています。サッカーシーズンに出回る国旗メイクが手軽に出来るクレヨンなど、安価で手に入るメイク商品の中には、残念ながら…、本来なら肌には使用してはいけないような材料を使用したものも沢山あるのです。
たった1日の事とはいえど、繊細な子供たちのお肌の為にも、素材に気を使うのは、やっぱり当然のことです。
また、粘土を思い切りこねる時は、本物の土粘土。
ぎゅぎゅっとチカラいっぱい。
もしくは、小さなアーティストには口に入れても大丈夫な小麦粉粘土に食用カラー。
デッサンをする小学生アーティスト達には、鉛筆1本、消しゴム1つから、画材店にしか置いていない
良質の物を使ってもらっています。
小さな時から、良質のプロの画材に触れること。
制作する楽しみには、ふんだんに使える たくさんの材料。
どうしても、どうしても、子供アーティストの使う画材の質には、
私の いちアーティストとしてのこだわりでもあり、
ママ目線での子供たちへの健康を配慮したものでも、あるのです。
アトリエ参加の子供アーティスト達のご両親様には、いつもご理解を頂き、うれしく思ってます。 :-)
ありがとうございます。
サキ
この記事のTrackbacks URL
この記事へのTrackbacks:
| BLOGTOP |